間違って使うと衣類を傷つける原因に!洗濯ネットの正しい使い方

衣類を洗濯ネットに入れるとさまざまなダメージから守り、長持ちします。しかし、なんとなく洗濯ネットに服を入れている…という人は注意が必要です。
洗濯ネットを正しく使わなければダメージを受けることにつながり、かえって衣類が傷ついてしまいます。
また、一人暮らしが初めてで洗濯ネットの使い方が分からず、使っていないという人もいるでしょう。
そこで今回は、洗濯ネットの正しい使い方や、使う時の注意点をご紹介します。効果的に使うための洗濯ネットの選び方もお伝えするので、参考にしてみてくださいね。
Contents
衣類をダメージから守ってくれる。洗濯ネットの嬉しい効果
衣類を洗濯ネットに入れて洗えば他の洗濯物とからまるのを防ぎ、いろんなダメージから守ってくれます。
洗濯ネットを使えば、他にもこのような効果があります。
- 衣類の型崩れや摩擦を防ぐ
- 色移りするのを防ぐ
- 糸くずや細かいゴミがつきにくい
- 毛玉ができにくい
- スパンコールやビーズなどの装飾品を守る
洗濯ネットを使わずにそのまま洗濯機に入れてしまうと、型崩れや色移りする原因になります。使用すべき衣類は必ず洗濯ネットに入れましょう。
洗濯ネットの効果についてはコチラも参考にしてください!
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全ての衣類を入れるわけではない!洗濯ネットに入れる衣類
洗濯ネットはどんな衣類にも使うわけではありません。どの衣類を洗濯ネットに入れるのか、まずは知っておきましょう。
洗濯表示に「ネット使用」と書かれている衣類
衣類には洗濯表示がついています。洗濯表示に洗濯ネットを使用する旨が書かれていれば、必ず入れてください。
例えば、以下のように書かれていたら洗濯ネットを使いましょう。
- 洗濯ネットを使用してください
- 色移りしやすいため、ネットをご使用ください
なお、色移りする可能性がある衣類には、洗濯ネットを使うことが明言されているものがほとんどです。
洗濯表示についてはコチラも参考にしてください!
洗濯表示記号の意味。一人暮らしを始める前に知っておこう!
シワになりやすい衣類
衣類をそのまま洗濯機に入れると他の衣類とからんだり、こすれたりして、シワができてしまいます。
洗濯ネットに入れると衣類はネット内で動くため、シワができにくくなります。スカートやワイシャツなどのシワになりやすい衣類は、洗濯ネットに入れましょう。
ワイシャツの洗い方についてはコチラも参考にしてください!
ワイシャツの洗い方。自宅で洗濯する時にシワを防ぐポイント
型崩れしやすい衣類
型崩れしやすい衣類を洗濯機で洗うと、伸びたり広がったりし、本来の形が失われてしまいます。
セーターやニット、ブラジャーなどの型崩れしやすい衣類は、洗濯ネットに入れましょう。場合によっては1回の洗濯で型崩れしてしまいます。
セーターやニットの洗濯方法についてはコチラも参考にしてください!
セーターを洗濯する方法。縮めずに洗うコツや型崩れしない干し方
装飾品がついた衣類
衣類についたスパンコールやビーズなどの装飾品は、そのまま洗うと取れてしまう可能性があります。洗濯ネットを使って装飾品を守りましょう。
また、ホックやファスナーもそのままだと壊れやすく、他の衣類に傷がつく恐れもあります。装飾品を守るためだけではなく、他の衣類へのダメージを防ぐためにも洗濯ネットを使いましょう。
他の洗濯物とからまりやすい衣類
タイツやストッキングは他の洗濯物とからみやすく、そのまま洗うと伝線することがあります。
からまりやすい衣類を洗濯ネットに入れると伝線の予防になる他、干す時に取り出しやすいというメリットもあります。
また、ひもがついた衣類もからみやすいので、洗濯ネットを使うのがおすすめです。
サイズや網目を適切に選ぶことも大切。洗濯ネットの選び方
洗濯ネットを正しく使うには、選び方も大切です。衣類に合う洗濯ネットを選ばないと、摩擦やシワの原因になってしまいます。
洗濯ネットの種類や選び方を見てみましょう。
衣類のサイズに適した洗濯ネットを選ぶ
洗濯ネットには大きなものから小さなものまで、さまざまなサイズがあります。ポイントは、衣類に適したサイズの洗濯ネットを選ぶことです。
洗濯ネットのサイズと入れる衣類は、以下を参考にしてみてください。
- 大サイズ…トレーナー、セーター、スカートなどのボトムス、ジャケット
- 中サイズ…ワイシャツ、ブラウス、Tシャツ、靴下、ショーツなどの下着
- 小サイズ…タイツ、ストッキング
サイズが適していないと、洗濯ネットを使う効果が薄れてしまいます。衣類のサイズに合う洗濯ネットを選びましょう。
網目の粗いもの、細かいものを使い分ける
洗濯ネットは網目が異なり、大きく分けると網目が粗いものと細かいものがあります。それぞれ特徴が異なるので、用途や衣類に合わせて使い分けましょう。
網目が粗い洗濯ネットは水や洗剤が通りやすいため、汚れが落ちやすいのが特徴です。汚れが気になる衣類におすすめですが、次の衣類では使用を控えましょう。
- ビーズなどの小さな装飾品がついている衣類
- 色移りしやすい衣類
- 糸くずや毛糸が気になる衣類
網目が細かい洗濯ネットは汚れが落ちにくいですが、衣類を保護するのに効果的です。装飾品がついた衣類やストッキングなどのデリケートな衣類を、洗濯中のダメージから守ります。
よく洗う衣類は、専用の洗濯ネットがおすすめ
衣類に合わせて作られた、専用の洗濯ネットもあります。専用ネットは入れる衣類の形や特徴に合わせて作られているので、使い勝手が良く、型崩れなどのダメージを適切に防いでくれます。
以下は代表的な専用ネットと、特徴です。
- ブラジャー
- 立体状になっているのでブラジャーを優しく包み、ワイヤーなどの型崩れを防ぎます。
- 毛布やタオルケット
- 大きいだけではなく、洗濯機で洗っても破れにくい丈夫な素材が使われているのも特徴です。
- 靴
- 立体状でクッションが複数ついており、靴も洗濯機も傷めずに洗うことができます。
- 帽子(キャップ)
- 帽子の形をしているため、折りたたまずにそのまま入れられ、型崩れしにくいのが特徴です。
よく洗うものは専用ネットが使いやすく、便利ですよ。
毛布の洗濯方法についてはコチラも参考にしてください!
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正しく使わないとダメージを与える原因に…。洗濯ネットの使い方
洗濯ネットは正しく使わないと、効果をきちんと得ることはできません。洗濯ネットの使い方やポイントを見てみましょう。
1枚の洗濯ネットに対し、衣類は1枚入れる
1枚の洗濯ネットに、衣類は1枚入れましょう。洗濯ネットに複数枚の衣類を入れてしまうと、摩擦が起こりやすく、型崩れや色移りの原因になります。
洗濯ネットを使う意味がなくなってしまうので、入れる衣類は1枚にしましょう。
ファスナーやホック、ボタンは留めておく
ボトムスのファスナーやブラジャーのホック、ワイシャツのボタンなどは全て留めておくのもポイントです。
他の衣類にファスナーやホックが引っかかるのを防ぎ、ダメージを抑えることができます。
濃い色や柄もの、装飾品がついた衣類は裏返して入れる
衣類を裏返してから洗濯ネットに入れると、色移りしにくくなります。濃い色や柄ものの衣類は、裏返すのがおすすめです。
スパンコールやラメなどの装飾品がついた衣類や刺繍された衣類も、裏返してから洗濯ネットに入れましょう。装飾品が取れたり、他の衣類に傷がついたりするのを防ぎます。
襟や袖口など、汚れが気になる部分は外側にしてたたむ
洗濯ネットは衣類を保護するのが大きなメリットですが、汚れが落ちにくいというデメリットもあります。
汚れやすい襟や袖口を外側にして洗濯ネットに入れると、水や洗剤がよく届き、汚れが落ちやすくなります。
汚れが気になる部分は、外側にしてたたみましょう。
目立つ汚れは、直接洗剤を塗ってから洗濯ネットに入れる
襟や袖口などに目立つ汚れがあれば、洗濯洗剤を直接塗り、汚れた部分を外側にして洗濯ネットに入れるのがおすすめです。シワや型崩れを防ぎつつ、汚れが落ちやすくなります。
または、先に汚れが気になる部分を手洗いしておきましょう。洗濯洗剤を直接塗り、優しくつまんだり、こすったりして汚れを落とします。
洗濯ネットに入れる前に衣類全体を見て、目立つ汚れがないか確認しましょう。
洗濯ネットのサイズに合わせ、衣類をたたむ
洗濯ネットにはシワや型崩れを防ぐ効果がありますが、衣類をたたまずに入れるのは避けましょう。
しかし、衣類を小さくたたんで洗濯ネットに入れると、ネットの中で衣類が動いてシワや型崩れが起こりやすくなります。
衣類のサイズに合う洗濯ネットを選んだら、洗濯ネットに合うようにたたむことも大切です。なるべく洗濯ネットのサイズに合わせ、丁寧にたたみましょう。
洗濯ネットを使う時の注意点。乾燥機では使わないように注意を
乾燥機つきの洗濯機を使っている人もいるでしょう。しかし、洗濯ネットに衣類を入れたまま乾燥機にかけないでください。
乾燥機を使うとシワができやすいため、洗濯ネットから衣類を出して乾燥機にかけましょう。せっかく洗濯ネットでシワを防いだのに、台なしになってしまいます。
洗濯ネットは洗濯機で使用し、乾燥機では使わないように注意してくださいね。
【乾燥機での洗濯ネットの注意点についてはコチラも参考にしてください!
洗濯ネットに入れたまま乾燥機に入れてもいい?使い方と注意点
洗濯ネットを正しく使い、衣類を型崩れやシワから守ろう
洗濯ネットを使うと、衣類の型崩れやシワなどを防いでくれます。洗濯表示に洗濯ネットを使用する旨が記載されていれば、必ず使いましょう。
衣類をさまざまなダメージから守って長く着るためにも、洗濯ネットは適切に使いましょう。

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