洗濯機にかかる水道代はどれぐらい?一人暮らしでの目安と節約方法

洗濯機にかかる水道代はどれぐらい?一人暮らしでの目安と節約方法
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一人暮らしを始めると家賃をはじめ、食費や水道光熱費、通信費などいろんな費用がかかります。「少しでも節約して貯金したい」という人も多いでしょう。

水道はほぼ毎日使うので、意識して節約すれば水道代を減らすことにつながります。

中でも意識してほしいのが、洗濯機です。洗濯機は非常に多くの水を使用するため、少し工夫すれば水道代を抑えることができます。

しかし、洗濯機を使うと水道代がいくらかかるのか、分かりにくいですよね。

そこで今回は洗濯機にかかる水道代や、水道代を抑えるために洗濯機を使うコツをご紹介します。

一人暮らしだと、どれぐらいの頻度で洗濯するか?週2〜3回が一般的

洗濯機を使う回数が多いほど、当然ながら水道代は高くなります。

しかし、洗濯する頻度は一般的にどれぐらいなのか、あまり知る機会はないですよね。一人暮らしの場合、どれぐらいの頻度で洗濯しているのか、見てみましょう。

一人暮らしだと、週2〜3回洗濯するのが一般的

一人暮らしだと、1日分の洗濯物の量はさほど多くはありません。1日に出る洗濯物は

  • その日着た衣類
  • タオルやハンカチ

程度です。

毎日洗濯するには量が少ないですが、2〜3日分だとなかなかの量が溜まります。一人暮らしでは2〜3日に1度、つまり週2〜3回洗濯するのが一般的です。

4日以上洗濯物を溜めると洗濯機に入らない可能性もあるため、遅くとも3日に1回は洗濯することをおすすめします。

仕事が多忙で帰宅時間が遅い人は、週1回まとめて洗濯

仕事が忙しく帰宅時間が遅いと、洗濯したくても洗濯機の音が気になって回せないですよね。

仕事や生活リズムの関係で休みの日しか洗濯ができず、週1回まとめて洗うという人も多くいます。

洗濯機が室内にあっても室外にあっても音がするため、遅い時間に洗濯すると近所迷惑になる可能性があります。

制服やユニフォームを洗うため、毎日洗濯する人も

一人暮らしだと1日分の洗濯量が少ないので、毎日洗濯する人はあまり多くありません。

しかし中には、制服やユニフォームなどが1着しかなく、毎日洗濯しなければならない人もいます。

また、「洗濯物を溜めるのに抵抗がある」といった衛生的な理由から、毎日洗濯する人もいるようです。

洗濯機を1回使うと、かかる水道代は20〜40円前後

洗濯機を回すと、およそ100Lの水を使うとされています。洗濯1回あたりにかかる水道代は洗濯機の機種や設定、地域によって異なり、20〜40円前後が目安です。

例えば、1回あたり30円かかっている場合、洗濯機を毎日回すと1ヶ月で900円、1年間で10,800円かかります。

洗濯する頻度を減らせば、水道代は安く抑えられます。

縦型洗濯機よりもドラム式の方が、水道代を安く抑えられる

洗濯機には大きく分けて、縦型とドラム式の2種類があります。

縦型洗濯機
水流の回転を利用して洗濯物を洗います。そのため1回の洗濯で使う水の量が多く、平均すると約120Lの水を使用します。
ドラム式洗濯機
洗濯物を上から下に落とす、たたき洗いが特徴的です。洗濯時の水道使用量は機種によって幅があり、約70〜90Lが平均とされています。横向きよりも斜めの方が少ない水で洗濯できます。

水道代はドラム式洗濯機の方がお得で、縦型よりもおよそ30%安くなります。一人暮らし前でこれから洗濯機を買う人は、水道代も選ぶ基準にすると良いでしょう。

洗濯機の選び方については、コチラも参考にしてください!
一人暮らし用の洗濯機の選び方。選ぶポイントやおすすめ機能

水道代を節約するために、一人暮らしで洗濯機を使う際のポイント

洗濯機を使うと1回あたり20〜40円程度かかりますが、工夫すれば水道代を節約することができます。

水道代を節約するため、一人暮らしで洗濯機を使う時には何に気を付ければ良いのか、ご紹介します。

一人暮らしの1日分の洗濯物は少ないため、まとめて洗濯する

当然ながら、洗濯機を使えば使うほど水道代がかかります。水道代を節約する大きなポイントは、まとめて洗濯することです。

一人暮らしだと1日分の洗濯物は大した量ではないため、毎日洗濯すると水を必要以上に使い、水道代が高くなってしまいます。まとめて洗濯すれば頻度が減り、節約につながります。

例えば、毎日洗濯している人が1日おきに洗濯すると、水道代をおよそ半分に減らせます。

ただし、洗濯物を放置しすぎると雑菌が増えやすく、臭いの原因になります。少なくとも3日に1回は洗濯するのが理想的です。

なお、まとめて大量の衣類を洗濯機に詰め込んでしまうと、汚れがきちんと落ちません。衣類をどれぐらい入れていいのか、あらかじめ洗濯機の容量を確認しておくことも大切です。

洗濯機の容量や、衣類をどれぐらい入れてもいいのか知りたい方は、コチラも参考にしてください!
一人暮らしだと何Kgを買うべき?洗濯機の容量を選ぶ時のポイント

お風呂の残り湯を使う。すすぎにはキレイな水道水を

一人暮らしで湯船によく浸かる人は、お風呂の残り湯を洗濯機で使うのもおすすめです。

ただし、残り湯には皮脂や垢などの汚れがあるため、すすぎの際はキレイな水道水を利用してください。残り湯を使えば水道代の節約につながりますが、使うのは洗う時だけにしましょう。

残り湯に含まれる雑菌は時間が経つと増えるので、使う場合は入浴後すぐに洗濯することをおすすめします。ぬるま湯なら、汚れが落ちやすいというメリットもあります。

入浴剤を使った残り湯は注意が必要です。入浴剤の多くは残り湯として使えますが、中には色移りするものもあります。洗濯時に使いたい人は、入浴剤のパッケージを確認しておきましょう。

汚れが少ないなら、洗濯時間が短いコースがおすすめ!

洗濯機には「標準コース」の他、

  • スピードコース
  • お急ぎコース

などの洗濯時間が短いコースもあります。さほど汚れていない衣類を洗濯するなら、これらのコースで十分です。

洗濯が短時間で終われば、水道代も少なくて済みます。衣類の汚れの度合いによってコースを選ぶことも大切です。

洗濯機に衣類を入れる時は重たいものから!余分な水量を減らせる

洗濯機に衣類を入れる際、順番も意識しましょう。

重たい洗濯物や大きい洗濯物を下に、軽いものを上に入れると、洗濯機による洗浄力がアップして効率的に洗うことができます。

例えば以下のように、重いものや大きいものから順に入れましょう。

  1. バスタオル
  2. トレーナー
  3. Tシャツ
  4. 靴下や下着

洗濯機がスムーズに回れば水を余分に使う必要がなく、水道代を節約できます。

洗濯物の量を少なくして、洗濯の頻度を減らす

洗濯物を少なくすることで、洗濯機を使う頻度を減らすという方法もあります。

例えば、下着は毎回洗濯しますが、あまり汚れていないジーンズやカーディガンまで毎回洗濯すると、洗濯物が増える一方です。

毎回洗う必要がないものは何度も着てから洗濯すれば、洗濯の頻度が減り、水道代の節約になります。

ひどい汚れが付いたら、手洗いした後に洗濯機で洗う

ソースやペンのインクなどのひどい汚れが衣類に付いた場合、洗濯機でその衣類1枚だけ洗うと余分な水道代がかかり、賢明とはいえません。

ひどい汚れが付いたら手洗いである程度落としてから、他の衣類と一緒に洗濯機で洗いましょう。すぐに洗濯機を回せなくても、先に部分洗いで汚れを落としておくのがおすすめです。

代表的な部分洗いの1つ、つまみ洗いをご紹介します。

つまみ洗い

  1. 洗面桶に水を入れる
  2. 目安にそって洗濯洗剤を溶かす
  3. 洗濯桶に衣類を入れて、汚れている部分を指でつまんで洗う

強く生地をこすると傷んだり、汚れが広がったりするので、注意しましょう・

洗濯機にかかる水道代を抑える時の注意点。雑菌の繁殖に注意を

洗濯機にかかる水道代を抑えたくても、以下の点には注意してください。かえって水道代がかかる可能性があります。

洗濯物を長時間放置しない。通気性の良い場所で保管を

洗濯物を長時間放置すると雑菌が繁殖しやすく、臭いの原因になる細菌も増えやすくなります。

帰宅時間が遅いなどの理由で休みの日しか洗濯できない場合には、汗をかいた衣類をハンガーにかけて乾かしておくのがおすすめです。

また、洗濯槽に衣類を入れると湿気が溜まり、カビや臭いが生じやすくなります。洗濯物はカゴやネットなど、通気性の良い場所で保管しましょう。

まとめて洗濯すると水道代の節約につながりますが、放置しすぎてカビや臭いが増殖すれば洗う時間がかかり、かえって水道代が高くなってしまいます。

脱水が終わったら、すぐに干す。放置するとカビや臭いの原因に

脱水まで終わったら、洗濯機からすぐに衣類を取り出して干しましょう。

脱水が終わった洗濯物を放置するとカビが繁殖しやすく、臭うことがあります。カビから汚れが新たに生じる可能性もあるため、脱水後はすぐに干してください。

カビや臭いが気になって洗濯物を洗い直すと、余計に水道代がかかります。

洗濯機を使う頻度や洗濯物の量を意識して、水道代を抑えよう

洗濯機1回あたり100L近く水を使用し、水道代は20〜40円ほどです。洗濯機を使う頻度が増えれば増えるほど、水道代がかかります。

一人暮らしの1日分の洗濯物は少ないため、毎日洗濯すると水道代がかさむ一方です。

しかし、洗濯物を放置しすぎると雑菌が繁殖してカビや臭いが生じ、洗う手間が増え、水道代はかえって高くなってしまいます。

週2〜3回を目安に洗濯すれば、節約しながら雑菌を防げるでしょう。洗濯物の量や洗濯機に衣類を入れる順番も意識して、水道代を抑えてみてくださいね。

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