お気に入りのTシャツをできるだけ長持ちさせる「正しい干し方」

お気に入りのTシャツをできるだけ長持ちさせる「正しい干し方」
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Tシャツは夏はもちろん、寒い時期もインナーとして欠かせない人もいるでしょう。

しかし、Tシャツを洗濯して干すとヨレたり、シワになったりすることがあります。大切なTシャツが型崩れすると、残念に思いますよね。

実は干し方をちょっと工夫するだけで、Tシャツのヨレもシワも防ぐことができます。

そこで今回は、Tシャツの正しい干し方やポイントをご紹介します。色あせや嫌な臭いを防ぐコツもお伝えするので、ぜひチェックしてみてくださいね。

Tシャツのシワを防げる干し方。シワを伸ばしてから干すのがコツ

Tシャツを干した後、シワが気になる人は少なくありません。まずはシワを防ぐための、Tシャツの干し方をご紹介します。

洗濯後、すぐに干す。放置すると生乾き臭やカビも生じやすい

洗濯が終わったら、すぐに干すのが基本です。Tシャツも、洗濯後はすぐに干すようにしましょう。

洗濯機の中に衣類を放置すると雑菌が増え、生乾き臭やカビの原因につながります。放置するほど嫌な臭いもカビも生じやすくなるので、なるべくすぐに干しましょう。

また、Tシャツはシワができやすく、洗濯機の中で放置するほどシワは取れにくくなります。早く干すことを心がけましょう。

振りさばいて干すとシワが伸び、きれいに仕上がる

Tシャツを振りさばいてから干すと、シワが伸びてきれいに仕上がります。両肩の部分を持ち、上下に10回ほど振るだけなので簡単です。

ハンガーを使ってTシャツを乾かす場合は、ハンガーにかけた後に生地を手で叩くとさらにシワが伸びます。

ただし、伸縮性が高いTシャツを振ると生地が伸び、型崩れする可能性があります。振るのは控えて、形を整えてから干すのがおすすめです。

Tシャツにアイロンをかけてから干すと、シワが伸びて早く乾く

Tシャツを干す前に、アイロンをかける方法も挙げられます。アイロンをかけるとシワが伸び、熱で早く乾くという効果があります。

ただし、プリントされたTシャツにアイロンをかけると、熱ではがれる可能性があるので注意が必要です。もしどうしてもアイロンをかけたい場合には、あて布をすると良いでしょう。

ハンガーを使った、Tシャツの干し方。襟元から入れるとヨレの原因に

Tシャツを干す時は、ハンガーを使う人が大半でしょう。しかし、注意しないとTシャツがかえってヨレてしまいます。

どんな点に注意して干すのか、ハンガーを使った干し方をお伝えします。

Tシャツをかけるハンガーは、肩に丸みがあるものがおすすめ

ハンガーにはさまざまな種類があります。Tシャツをかけるハンガーは、スーツをかける際によく使われる、肩に丸く厚みのあるハンガーがおすすめです。

針金ハンガーは細すぎるため、ヨレて型崩れしやすくなります。干した後に型もつきやすいので、おすすめしません。

なお、滑り止めがついたハンガーを選ぶと、かけている間に生地が伸びるのを防げます。滑り止めがないハンガーを使う場合は、洗濯バサミでTシャツを留めましょう。

ハンガーにかける時は裾から!襟元から入れるとヨレやすい

Tシャツの襟元からハンガーを入れると生地が伸び、ヨレてしまいます。Tシャツをハンガーにかける時は、裾から入れましょう。

面倒に感じる人もいるかもしれませんが、襟元はTシャツの中でも目につきやすい部分です。ハンガーは裾から入れるようにしてくださいね。

襟元のヨレを防ぎたい人におすすめの、Tシャツの干し方

前述したように、Tシャツの襟元は目につきやすい部分です。襟元のヨレを極力防ぎたい人は、次の干し方をおすすめします。

2つに折って干すと、襟元が伸びにくくなる

襟元のヨレが気になる人は、Tシャツを2つに折ってハンガーにかけましょう。襟元が伸びにくくなります。

ハンガーではなく、2つ折りにしたTシャツを物干し竿や洗濯ひもにかけ、洗濯バサミで留めて干すのもおすすめです。

しかし、重なる部分があるため、普通にハンガーにかけて干すよりも乾きにくくなります。Tシャツの内側が乾いたか確認し、もし乾いていない場合には外側と入れ替えて干しましょう。

Tシャツを逆さにして干し、襟元のヨレを防ぐ

Tシャツを逆さにして干す方法もあります。襟元を下にして逆さに干すと、簡単に襟元のヨレを防ぐことができます。

ピンチハンガーを使えば、Tシャツの裾を洗濯バサミで留めるだけなので簡単ですよ。

ヨレを極力防ぐには、平干しがおすすめ!Tシャツの形を保てる

Tシャツをハンガーや物干し竿にかけると、水分の重さで少なからず型崩れしてしまいます。ヨレをもっとも防げる干し方が、平干しです。

平干しは水分の重さに関係なく、Tシャツの形をキープしたまま干すことができます。ヨレの他、シワも防げます。

平干しはピンチハンガーの上で広げて干す他、平干しネットを使う方法もあります。Tシャツを振りさばいた後、手で叩いてシワを伸ばしてから平干しすると効果的です。

一人暮らしだと、平干しするスペースが限られている場合もあるでしょう。平干しは極力型崩れを避けたい、お気に入りのTシャツを干す時におすすめです。

Tシャツの嫌な臭いを防ぐための干し方。風通しと湿度に注意を

Tシャツから、嫌な臭いがした経験はありますか?干し方が原因で嫌な臭いが発生するケースもあるので、「洗濯したはずなのにTシャツが臭う…」という人は次の点に気をつけましょう。

生乾き臭を防ぐには、風通しを良くすることが大切

干したTシャツから嫌な臭いがする場合、いわゆる「生乾き臭」の可能性があります。生乾き臭を抑えるためには、短時間で早く乾かすことが大切です。

早くTシャツを乾かすコツは、風通しを良くすることです。洗濯物の間隔を広くあけ、風を通しやすくしましょう。

洗濯物を詰めるとたくさん干せますが、風通しが悪く、乾くまで余計に時間がかかります。乾く時間が遅くなると生乾き臭が生じやすいので、間隔をあけて干しましょう。

部屋干しする時はエアコンや除湿機、扇風機を使うと◎

梅雨や花粉の時期は、Tシャツを部屋干しする人もいるでしょう。部屋干しすると空気の流れが悪く、乾くのに時間がかかります。

また、部屋干しして湿度が高くなると、空気中の水分量が増え、Tシャツに含まれる水分は蒸発しにくくなります。乾くのに時間がかかり、生乾き臭の原因につながります。

エアコンや除湿機を使えば湿気が下がり、Tシャツが早く乾きます。さらに扇風機を使うと、より短時間で乾かすことができます。

部屋干しの量が多い時はアーチ状に干し、扇風機を首振り設定にして風をまんべんなく当てると、早く乾かすのに効果的です。

Tシャツの色あせを抑える干し方。日光を避けるのがポイント

色柄物のTシャツは、色あせが気になりますよね。Tシャツの色あせを抑える干し方も、確認しておきましょう。

裏返して干すと色あせしにくい。短時間で乾くというメリットも!

Tシャツに限らず、色柄物の衣類に日光が当たるとダメージを受け、色あせしやすくなります。色あせを防ぎたいTシャツは、裏返した状態で干しましょう。

Tシャツを裏返したら形を整え、手で軽く全体を叩き、シワを伸ばしてから干しましょう。

Tシャツを裏返して干すと、短時間で乾く効果も期待できるので、おすすめです。

陰干しすると、より効果的!中には陰干しを推奨している場合も

Tシャツは、日光に当てて干すイメージがあるでしょう。しかし、中には日光のダメージを受けやすく、陰干しが適しているTシャツもあります。

洗濯表示を見て、四角に斜線が書かれたマークがあれば、陰干ししましょう。色柄物のTシャツにはよく書かれています。

洗濯表示

洋服に斜線が書かれたマークも、陰干しを表しています。

洗濯表示

ダメージを受けやすい綿やシルク、ウールなどの素材が使われているTシャツにも、陰干しのマークはよく表示されています。

もし洗濯表示に陰干しのマークがなくても、色あせを防ぎたいTシャツは陰干しするのがおすすめです。裏返して陰干しすると、より色あせを防ぐことができます。

陰干しする際も、風通しが良い場所で干しましょう。日光に当てる時よりも色あせしにくいですが、乾くまで時間がかかるので注意してください。

洗濯表示と陰干しについては、コチラも参考にしてください!
洗濯表示記号の意味。一人暮らしを始める前に知っておこう!
正しい「陰干し」のやり方と生乾き臭を防ぐためのポイント

干し方を間違うとシワやヨレの原因に。正しいやり方で干そう

Tシャツは洗濯する機会が多い衣類の1つです。しかし、干し方を間違うとシワができたり、ヨレたりします。

干す前にTシャツを振りさばき、ハンガーにかける時は裾から入れましょう。2つ折りにして物干し竿にかける方法や、平干しするのもおすすめです。

風通しが悪く、乾かすのに時間がかかると、生乾き臭の原因になるので注意してください。

干し方1つで、Tシャツのシワやヨレを防ぐことができます。Tシャツを干す際、ぜひ今回ご紹介した干し方を試してみてくださいね。

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