木の温もりを感じて暮らす。手作り家具のナチュラル1Kインテリア

木の温もりを感じて暮らす。手作り家具のナチュラル1Kインテリア
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今回ご紹介するのは、会社員のminamiさん(@mmm_09)のお部屋。1K/7帖のお部屋にお住まいです。

シャビーシックな家具と、柔らかな風合いのインテリアがとても素敵なお部屋。デザイン性にこだわった愛用品と美しい収納は、まるでお洒落なお店のようです。

そんなminamiさんのお部屋のイメージは「誰でもホッとできる、ナチュラル×ヴィンテージで作るあたたかみのある部屋」。

家具を選ぶ際に意識していることや、ものが多くてもすっきりと見せるコツをお伺いしました。

この部屋に決めた理由は「家具配置のしやすさ」と「床の色」

たくさんありますが、部屋の形が正方形に近い形なので家具を配置しやすいということ、床が薄い色なのでどんなテイストの家具も合うということなどからです。

もちろん予算ありきですが、子供のころからの夢だった自分の部屋をコーディネートすることが一番の条件だったのかもしれません。

築年数は古いですが外観や内装のお手入れがしっかりされていて綺麗だったのも決め手となりました。

統一感のある部屋にする為に、家具選びで意識していること

mmm_09さんのお部屋写真
1つ目は、統一感のある部屋にするために家具はベースの色を3色決めてから選ぶこと。

私が選んだのはブラウン×ベージュ×グレー。ブラウンと言っても範囲が広いので、その中でも木製の家具はナチュラルかウォルナット系で揃えました。

壁紙は貼って剥がせるのりを使ってDIYしました。

mmm_09さんのお部屋写真

2つ目は、あたたかみを感じられるものであること。

大量生産品ではなく、作家さんや職人さんからひとつひとつ手づくりで生み出された作品を選ぶことで、愛着もよりわいて大切に使っていくことができます。

お気に入りの作家さんのコンソールテーブル。ビスがいっさい見えない造りになっています。

mmm_09さんのお部屋写真

また、木製家具は合板や集成材などの加工されたものではなく、無垢材が使われたもので揃えたこともこだわりです。傷や汚れが味になり、共に生活していく、使い込んでいく楽しみもあります。

ローテーブルは、建築で足場を組む際に使われた「足場板」でつくられています。人工では出せない朽ちた質感が特徴です。綺麗に洗浄してからさまざまな家具に生まれ変わった姿に惚れ込みました。

3つ目は、ないものは作る、ということです。

金額やデザイン、サイズなどからどうしても理想のものに出会えないときもあります。見つかるそのときまで待つ、というのも選択肢のひとつですが、私は簡単なものなら作ってしまおう、と考えました。

自分で作ればぴったりのサイズで作れるし、塗料も同じものを使えば統一感が出ます。

できたものを購入するよりは手間ですが、何より自分で自分だけの部屋を作っていく楽しさがあります。

DIYした鉄脚テーブルと枕元のローテーブル。

mmm_09さんのお部屋写真

農家さんから購入したりんご箱と、作家さんの木製スツールもすべて同じ塗料でリメイクしました。

mmm_09さんのお部屋写真

最後の4つ目は、流行のもの、衝動的にものを買わないということ。

ファッションほど急テンポではなくとも、インテリアにも流行り廃りがあります。流行りのものはいつか飽きが来るので、簡単に買い換えることが難しい家具や雑貨は、長く愛せるデザインを選ぼうと決めています。

自分の部屋のテーマや好きなものが定まっている場合はよいですが、その場の感覚でかわいいと思ったものを買うより、自分の部屋に合うかどうかで選ぶことも大切です。

好きなものだけに囲まれるために、自分に必要なものを見極める

mmm_09さんのお部屋写真
私の部屋にはテレビ、トースターがありません。

広い部屋に住んでいたら買っていたかもしれませんが、限られた空間の中で何が自分に必要か考えた結果、好きな家具や雑貨だけに囲まれて生活するスタイルに落ち着きました。

テレビ代わりにノートパソコンがあるので無料配信されているドラマやアニメを見て過ごしています。

mmm_09さんのお部屋写真

パンを焼くときは新品で付いていたガスコンロの魚焼きグリルを活用しています。(魚を焼くときはフライパンを使用。)

出しっぱなしでもOKな「見せる収納」で、ラクなのに気分も上がる

mmm_09さんのお部屋写真
ズボラなので片付けなくても絵になるものを選べば掃除が苦にならないと思い、小さなものでも気分が上がるデザインのものを集めました。

文房具や食器、調理器具、ランドリー用品やバスグッズ、アクセサリーやバッグ、帽子などのファッションアイテム、ほとんどが見せる収納です。シンプルなものであれば物の数が多くてもそこまでごちゃごちゃしません。

すぐ手に取れる、目に見えるところにあるので、自分が所持しているものの把握がしやすく、探す手間が省け時短にもつながります。

キッチン収納も、使用頻度が高いものは吊下げ収納にしています。

mmm_09さんのお部屋写真

ランドリーもラベルをそろえ掃除グッズとまとめて、ストック以外はすぐ手に取れる場所に。

mmm_09さんのお部屋写真

飾る場所と飾らない場所のメリハリをつけてすっきりと

mmm_09さんのお部屋写真
一人暮らしにしては物が多い我が家なので、ごちゃっとした印象をできるだけ抑えられるようにディスプレイする場所を固めました。すっきりとしたミニマルな暮らしには程遠いですが、好きなものばかりに囲まれた生活も心地がいいです。

また、背の高い家具は入り口側に、背の低い家具を部屋の奥に配置すると部屋が広く感じられます。

掃除が大変ではないですか?とよく質問をいただきますが、使い捨てのハンディモップで定期的に雑貨を移動させて埃を取るくらいなのでそこまで苦ではありません。

mmm_09さんのお部屋写真

心地よさに溢れた「自分だけの部屋」で快適に暮らす

mmm_09さんのお部屋写真
今の部屋に特別不満はありませんが、強いて言えば収納が少ないところ。

ファッションも好きなので、次に住むなら広いウォークインクローゼットがあるところがいいなと夢見ています。きっと衣替えも楽ちんなのでしょうね。

私は住む家は多少不便なところがあったほうが、自分で工夫して使いやすくカスタマイズしていけるのでそのほうが楽しいなと思っています。

3年近く住んだこの家、アイディア次第で自分だけの部屋になっていくワクワクは忘れずに、これからも一人暮らしを楽しんでいけたらと思います。

Residents of the room
minami

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minami

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