生活感はなさすぎず、ありすぎず。ほどよいミニマムな暮らし方

生活感はなさすぎず、ありすぎず。ほどよいミニマムな暮らし方
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今回ご紹介するのは、輸入食品販売店にお勤めのke*さん(@ke_kotiin)のお部屋。1R/10帖のお部屋にお住まいです。

カーテンから注ぐ明るい光が印象的で、いつもそこに居るスヌーピーにほっこり。かわいくてとっても美味しそうな料理やお菓子を食べたくなります。

そんなke*さんのお部屋のイメージは「ほどよい生活感の中にあるミニマムな暮らし」。

このお部屋を選んだ理由や、小さなスペースでも素敵に過ごすコツをお伺いしました。

この部屋に決めた理由は、小さくてもカウンターキッチンだったから

ke_kotiinさんのお部屋写真
東京に上京すると決めたとき、限られた予算内でも「鉄筋、2階以上、オートロック」は譲れない条件でした。

そうするとお部屋が小さくなるのは必然的で。

なのでワタシの場合、ミニマリストになりたかったと言うよりも「ミニマリストを選択するしかなかった」という方があっているかもしれません。

そんな中、この部屋は小さいながらもカウンターキッチン。コンパクトな割には収納スペースもあり、陽当たりもいい。
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ここで暮らすジブンをすぐにイメージすることができました。

基準は好きか嫌いかではなく「使うか使わないか」

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小さな部屋に住むことをきっかけに、タイミングよく時間もできたので、これまで持っていたものを見直しました。いわゆる断捨離です。

モノを手放す基準としてワタシが心に留めておいたことは「使うか使わないか」。

好きか嫌いかで判断すると好きなものばかりで一向に整理できません。そして実際に使うものって、大好きなものであっても実はその中のほんのひと握り…。

惜しい物もありましたが、持ち物を軽くすることで心も軽くなり生活も楽になりました。

ただ、ワタシはスペースがあるとどんどんそこに詰め込むタイプ。ステキなミニマリストさん達は収納場所にも余白があり、とっても使いやすそうですよね。

ワタシはミニマリストとは言えないのかもしれませんが、おそらく今のワタシにはこれが定量。

ただ、モノの見直しはこの先ずっと続くことと考えているので、都度見直したり工夫をしたりで暮らしをアップデートしていけたらと思っています。

生活感なさすぎず、ありすぎず…が私らしい

部屋の広さを考えると当然、大きな家具は置けません。今ある家具はテーブルとベッドマット、スツール1つと全面鏡。

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テーブルについてはお問い合わせも多いです。無垢の1枚板でできたシンプルなつくりがかなりのお気に入り。

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かごが大好きなのでこまごましたものはこの中へ。

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ピクニックバスケットは収納にもなり、蓋をすればテーブル代わり。そこにあるだけでインテリアとしてもかわいいです。

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20年程前に手に入れたワイン箱は収納に使いつつ、飾り棚としても使用しています。飾り棚は無くても良かったのですが、部屋に物を飾るという余裕も少しは持ちたいなと思い置くことにしました。

モノを排除しすぎて無機質なイメージになるよりも、このくらいの生活感がワタシには合っているのかなと思います。

工夫をこらせば小さなキッチンもお気に入りの空間に

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料理はする方だと思います。今は朝3時半起きの6時仕事スタートという生活ですが、必ず朝ごはんは食べます。

とはいえゆっくり時間はとれないので、休日に焼いて冷凍しておいたパンとヨーグルトと豆乳珈琲、お昼もパンにそのときあるものをはさんで持参。夜だけは野菜やたんぱく質をしっかり摂れるよう、なるべくジブンで火入れしたもの(炒め物が多いですが)を食べるようにしています。

帰宅後は入浴と夕飯作りをして、その日撮りためた録画を観ながら晩ごはんを食べるのが一日の楽しみです。
ke_kotiinさんのお部屋写真

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お菓子やパンもよく焼きます。場所が小さいのでコンロの上にペイストリーボードを置いたり…。

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キッチンって大きくても小さくても、どうしたら使いやすくなるか知恵を捻出するところだと思うのです。

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小さなキッチンの良いところは導線も小さくおさまるところ。後は便利グッズを駆使したり、自作のウォールポケットを吊るしたり…。

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工夫を重ねてかなり使いやすくなったと思います。今はこの小さなスペースがお気に入りの場所になっています。

シャンプー・リンスなどを外に置いて、お風呂掃除をラクに

予算の関係上ユニットバスのわが家。使い勝手はどうかなぁと最初は思いましたが、お掃除に時間がかからないし、今のワタシの生活リズムにはあってる気がしていて。ほぼ毎日バスタブにはお湯をためて使っています。

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バスルームに置いているのはお掃除道具と石鹸、ボディタオル、タオル、ルームフレグランス、飾りのミントのみ。シャンプーリンスや歯磨きセットはユーティリティに置き、使うときに持ち込みます。使用後は拭いて元のカゴへ。この方がお掃除の面でも楽だと思っています。

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洗濯機置場の上に空間があったので、バーを設置して吊るしの収納をつけています。ここにトイレットペーパーや洗剤、基礎化粧品も置いています。洗顔後すぐにつけられるのが便利。

洗濯物干しスペースも少しできました。洗濯機の前には仕切りのドアがあるので、まる見えにならないのが気に入ってます。

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玄関前のシューズボックスが割と高さがあるので、靴以外にも本やミシン、ロボット掃除機も収納しています。珈琲豆の出がらしを入れておいたら、臭いが全く気にならなくなりました。

1番上のスペースには紙ゴミを入れるカゴを置いてます。玄関に入ってすぐのところにこの紙用のかごがあることで、余分なチラシや封筒を部屋に持ち込むことなくまとめられるので便利かなぁと思っています。

「狭い」ではなく「小さい」私の大切な場所

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本当にコンパクトなワタシの部屋…。でもだからこそ空間に工夫をこらしたり、圧迫感をなくすにはどうしたらいいかを考えたり…今のジブンの考えや生き方が出ているようだなぁと思ったりします。

ワタシは普段から「狭い」という表現ではなく「小さい」と言うようにしています。その方がなんとなく部屋に愛着がわくような気がして。

正直、まだまだ住みやすくしたい部分が満載。今の日常と向き合いながら、少しずつアップデートして、暮らしのひとときひとときを楽しんでいけたらと思っています。

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